財団の活動

研究の助成(第1期)

公益財団法人 大隅基礎科学創成財団の第1期研究助成
選考結果について

公益財団法人大隅基礎科学創成財団では、第1期の研究助成を行うため、新しい生理現象の発見やその分子機構の解明等、人類と深い関わりのある酵母を対象としたこの生物種ならではの基礎研究に対する研究助成の公募を、2018年3月9日~4月25日の期間で行いました。その結果、全国の研究者から56 件の申請がありました。 選考委員による書類審査の後、5月7日に選考委員会を開催して審査を行いました。

審査にあたっては、特に、(1) 酵母における新しい生理現象の発見や分子機構の解明など、独創性・先見性・新規性 (2) 研究計画・実績から推測できる研究遂行能力 (3) 国や公的機関による助成がなされにくい基礎研究か、等の評価項目について、総合的な評価を厳正に行い、採択候補課題4件を選考しました。さらに、本財団理事会の承認を得て、最終的に下表の4件を助成課題に決定しました。

なお、申請書の自由記入欄では、各研究者の基礎科学に対する思いとともに、厳しい現状や研究環境についての貴重な情報など、生の声を聞かせて頂きました。応募者の皆様に厚く御礼申し上げます。

氏名 所属 研究課題
木村 洋子 静岡大学 農学部 応用生命科学科 持続的な熱ストレスに対する熱耐性獲得機構の解明
石井 浩二郎 高知工科大学 環境理工学群 生命科学専攻 染色体機能制御学研究室 染色体量変動が酵母細胞モデルで明示する核と細胞質の共生関係
木俣 行雄 奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科/先端科学技術研究科 Diauxic shift における小胞体ストレスセンサーIre1依存的ミトコンドリア伸展に関する研究
前田 達哉 浜松医科大学 医学部 医学科 総合人間科学講座(生物学) 酵母TORC1経路における細胞内アミノ酸レベル検知機構の解明